特別展
■初代大樋 長左衛門没後300年記念
ー初代大樋 長左衛門展ー
会期:平成24年10月13日〜平成25年5月下旬
寛文6年(1666年)に加賀藩5代前田綱紀候のもとに茶道茶具奉行として、裏千家4代仙叟宗室居士が初代大樋長左衛門を同道させて金沢の地に楽焼の技法を伝えることとなり、仙叟好みなど飴釉を中心とした造形美あふれる作品を残し、その作風は昨年文化勲章を受章した10代長左衛門まで脈々と受け継がれております。本年は初代長左衛門没後300年にあたり石川県指定文化財「飴釉海老摘手付水指」、「黒飴釉烏香炉」「飴釉茶碗 銘 聖」などの初代の代表的な作品や、「仙叟手造り飴釉瓢形茶入」、また大樋歴代そして大樋家とのゆかりの方々の作品、また同時に収蔵から選んだ12カ月茶碗の優品などを陳列いたします。